【今すぐできる!】外反母趾が改善できる歩き方5つのポイントとコツ
外反母趾が改善できる歩き方の5つのポイントとコツを解説
「外反母趾の人が正しい歩き方を身につけたら、痛みが緩和された!」というケースは珍しくありません。
- 外反母趾と歩き方に関係があるの?
- 正しい歩き方がわからない
という疑問をお持ちの方も多くいるでしょう。
この記事では、外反母趾と歩き方の関係をコンフォートシューズ専門店「侘びくつや」のスタッフが、わかりやすく解説します。
- 外反母趾になりやすい歩き方
- 外反母趾を改善する歩き方のポイント
- 正しい歩き方の練習方法
- 外反母趾に配慮した靴の選び方
以上を順番に紹介するので、興味があるポイントだけでもお読みください。
外反母趾になりやすい歩き方とは?
外反母趾は、親指の関節が変形してしまう症状です。何もしなくても痛みを感じたり、靴が履けないほど変形したりする場合もあります。原因はさまざまですが、「歩き方」は大きな要因の1つです。
外反母趾になりやすいとされる歩き方は以下の通りです。
- 内股
- 足首が内側に倒れている
- 足裏全体を同時に着地させる
- つま先の細いハイヒールを履いている
- 足の指で地面を蹴れていない
このような歩き方は、足に負担がかかります。足裏の筋肉や靭帯が衰える原因にもなるので、外反母趾が気になる人は注意しましょう。
外反母趾を改善する歩き方5つのポイントとコツ
外反母趾になりやすい歩き方を改善するためのポイントやコツについて、具体的に解説します。外反母趾の状態が進んでいる場合は、整形外科を受診し適切な治療を受けましょう。
1.歩幅を小さくする
大股で歩こうとすると太ももの前面に力が入ってしまうものの、歩幅を小さくすれば自然に足裏全体を使って歩けます。目安はご自身の足の大きさで、目線はやや下に落とすのがポイントです。
2.足の指を使う
足の指を使わずに歩くと、指先の筋力がどんどん衰えてしまいます。アーチの崩れにもつながるので、歩くときは足指で地面を蹴り上げる意識が大切です。小指側から順番に蹴り上げて、最後に親指が地面から離れるのが理想です。
3.接地する順番を意識する
地面に足をつける際、「踵」→「土踏まず」→「つま先」の順で接地するのが大切です。慣れるまでは違和感があるかもしれませんが、足裏全体の筋力アップが外反母趾の改善にもつながります。少しずつ意識してみましょう。
4.姿勢に注意する
歩くときに姿勢が悪いと、体重が均等に足裏に乗りません。外反母趾だけでなく、肩こりや腰痛の原因にもなるので注意が必要です。姿勢を正し、視線は遠くを見ます。腕を自然に振って歩きましょう。
5.正しく歩ける靴を選ぶ
正しい歩き方をサポートするには、足に合った靴を選ぶのが大切です。つま先部分が広く、踵がしっかりホールドされる靴は歩行が安定します。クッション性の高い靴底を選ぶと、歩行時に足裏にかかる衝撃を減らせます。
正しい歩き方の練習方法
外反母趾に効果的な歩き方の練習方法を紹介します。日常生活に取り入れることで、外反母趾になりにくい歩き方が身につきます。
1.壁を背にまっすぐ立つ
壁を背に、踵・お尻・後頭部をくっつけて立ちます。この姿勢が、「まっすぐ」立っている状態です。まずは、まっすぐ立つ感覚を覚えましょう。
2.両手で頭を軽く押さえる
まっすぐ立つ感覚がわかったら、姿勢を変えずに両手で頭を軽く押さえます。首が縮まないように気をつけながら、頭を上に押し返します。首を上に伸ばすイメージで押し返すといいでしょう。
3.姿勢をキープしたまま歩く
2の姿勢を確認したら、状態を維持したまま前に歩きます。背中・お腹・お尻・足指の筋肉を使っている感覚があれば正解です。
(参考:福岡のみらいクリニック「外反母趾改善に効果的な歩きかた」)
外反母趾に配慮した歩きやすい靴の選び方
正しい歩き方をサポートするためには、靴選びも重要です。外反母趾に配慮した、歩きやすい靴を選ぶためのコツを5つ紹介します。
足のサイズに合わせる
足のサイズに合った靴を選ぶことは、外反母趾の人にとって大切です。靴が小さいと足指に圧迫感が生じ、大きいと足が滑りやすくなります。正しいサイズを測定してから購入しましょう。
足の形に合わせたデザイン
外反母趾の人は、足幅が広くなっている傾向もあります。そのため、つま先部分に幅があるデザインやワイズ(足の幅)が広い靴を選ぶのがオススメです。ご自身の足の形に合う、つま先に余裕があるデザインを選びましょう。
クッション性のあるソール
足の負担を軽減するには、クッション性のあるソールが役立ちます。スニーカーのような靴底は足裏の動きにフィットし、歩くときの衝撃も吸収してくれるのが特徴です。クッション性のあるソールは、疲れにくいメリットもあります。
甲の部分がフィットする
甲の部分が固定されていると、足と靴が一体化して歩き方が安定します。ストラップや紐で、甲の高さに合わせて調整できるのが理想です。パンプスはストラップシューズを選ぶと足の負担が減ります。
軽量で柔らかい素材
軽量の靴は歩行時の負担が少なくなるため、長時間歩いても疲れにくいのが特徴です。柔らかい素材の靴は、足の形になじみやすく、痛みや炎症を軽減できます。履き込むほどに柔らかくなる本革を選べば、正しい歩き方もサポートしてくれます。
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外反母趾の症状を緩和するには、正しい歩き方が重要
外反母趾を改善するためには、正しい歩き方を身に着けるのが大切です。足の指で地面を蹴り、足裏全体を使って歩きましょう。慣れるまで時間がかかるので、少しずつ生活に取り入れるのがオススメです。
また、適切な靴選びも欠かせません。コンフォートシューズ専門店「侘びくつや」では、外反母趾に寄り添った革靴を多数取り揃えています。ぜひ、オンラインショップをご覧ください。
■侘びくつや
電話 0120-967-039(受付時間:10時~17時/土・日・祝休み)