健康な足になろう!外反母趾と開張足に最適な靴と対策方法を紹介
健康な足になろう!外反母趾と開張足に最適な靴と対策方法を紹介
足は全身の健康に大きく関わっているのをご存じですか。靴によるトラブルを抱える40〜60代の女性を多く見受けます。中でも、外反母趾や開張足(かいちょうそく)の方々は、靴選びに注意しなければなりません。この記事では外反母趾や開張足に最適な靴選びや、対策方法について紹介します。痛みや不快感を軽減し、健康な足を手に入れたい女性は参考にしてください。
開張足と外反母趾について
外反母趾や開張足は、健康に影響を与える症状です。40〜60代を過ぎてから発症するケースもあるので、どのような状態なのかを知っておきましょう。
・開張足とは
5本の指のつけ根を横に結ぶアーチの形が崩れてしまいます。親指と小指の付け根が横に広がってしまうのが特徴です。自覚症状がないため、気づきにくい問題があります。そのため、外反母趾や内反小趾、扁平足を併発してしまうケースが少なくありません。ハイヒールやパンプスを履く女性に多く、40〜60代の多くは開張足の傾向があるとされています。
・外反母趾とは
親指が小指側に曲がり、「く」の字のように変形した症状です。親指の付け根の腫れや痛みがひどくなり、靴を履いて歩くのが困難になるケースもあります。症状が進むと、タコができたり、親指が人差し指の下にもぐりこんだりすることもあります。ハイヒールのような先の細いデザインが原因の場合が多いものの、遺伝的影響も少なくありません。女性に多く、母親や祖母が外反母趾の方は注意が必要です。
開張足と外反母趾の関係
開張足とは、横アーチが低くなってしまった状態を指します。開張足が進行すると、外反母趾を引き起こす原因となる場合もあります。早めの発見と適切な対処が必要です。
開張足の原因は、中足骨(甲にある5つの細長い骨)をつなぐ靭帯が伸びてしまうことです。中足骨の靭帯が伸びてしまうと、横アーチが低くなってしまいます。伸びた靭帯は修復が難しいため、予防と早めの対策が重要です。
開張足が進行すると、以下のような流れで外反母趾を併発する可能性があります。
- 親指が人差し指から離れるように外側へ広がる。
- 関節を動かす筋肉が親指を引っ張る状態になり、「くの字」に変形し始める。
- 変形と共に筋肉の引っ張る力が強くなるため、外反母趾が悪化していく。
健康な状態であれば、親指を屈伸する筋肉は正しい位置で動きます。開張足の場合は、筋肉が小指側へ引っ張られるのが問題です。横アーチが低くなるのを防ぐためにも、筋力を維持するのが大切です。
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開張足と外反母趾の予防や対策方法5選
一度伸びてしまった靭帯の修復が難しいことから、開張足は予防と悪化防止が重要です。外反母趾も同様に、「ならない」「進行させない」を意識しましょう。足のトラブルにおすすめの対策方法を5つ紹介します。
1.5本指ソックスを履く
つま先を圧迫すると、関節に負担がかかり変形の恐れがあります。足指を解放するためにも5本指ソックスはおすすめです。
2.インソールでサポートする
靭帯がゆるんだアーチは、インソールでサポートすると負担が減ります。衝撃吸収よりも、アーチや踵の安定性を支える性能のほうが大切です。
3.テーピングやサポーターを使用する
テーピングやアーチパッドを使用すれば、アーチが保てます。テーピングが難しい場合は、サポーターがおすすめです。
4.適切な靴を選ぶ
足の状態に合わせた靴選びも大切です。サイズやデザインが適切かどうかを確認するだけで、快適に歩けるようになります。
5.足裏の筋肉を使う
開張足や外反母趾の対策には、筋力をつける必要があります。指の筋肉を刺激するためのトレーニングを続けるのも効果的です。
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開張足や外反母趾が注意したい靴選びのポイント
開張足や外反母趾を悪化させないためには、靴選びが大切です。開張足や外反母趾のお悩みに適した選び方のポイントを5つ紹介します。
・ヒールが低い
ヒールの高い靴は体重が分散せずつま先に集中するため、アーチがつぶれる原因になります。アーチが圧迫されないよう、ヒールの低い靴がおすすめです。3cm以下を目安に、太さのあるデザインを選びましょう。
・つま先にゆとりがある
先が細いデザインは、つま先が圧迫されてしまいます。先端が圧迫される反動で、指の付け根は広がったままの状態です。靴を脱いだ後に正しい位置に戻ろうとするものの、圧迫している時間が長くなってしまうと元に戻る筋肉が衰えてしまいます。
・足の指が使える
筋肉を鍛えるためには、足指を使って歩くのが大切です。サイズが合っていないと、「ペタペタ歩き」になりやすい傾向があります。靴を履いていても裸足の時と同じように指を使って歩けるものがおすすめです。
・甲でサイズを調節できる
幅が広くなってしまった足には、紐のある靴がおすすめです。紐を調整することで、サイズの微調整が可能なためです。ファッションに合わせて靴下の厚みが変わっても、適宜フィットさせられます。パンプスの場合は、ストラップシューズを選びましょう。
・サイズが合っている
正しいサイズの靴を履くことは、トラブルを悪化させないために重要です。靴のサイズは、足の長さだけでは判断できません。「足長」と「足囲」を計測し、正しいワイズ(靴の幅)を選ぶ必要があります。
「足長」とは、最も長い指先から踵の出っ張った部分までの長さです。「足囲」とは、親指と小指の付け根の最も出っ張った部分を1周させた長さを指します。
正しいサイズの計測は、シューフィッターにお願いするのがおすすめです。シューフィッター養成認定機関である一般社団法人足と靴と健康協議会の「シューフィッター検索」を利用すると、お住いの地域でシューフィッターを見つけられます。
開張足や外反母趾におすすめのレディースシューズ
開張足や外反母趾にお悩みの40〜60代の女性に向けて、おすすめの靴を3つ紹介します。
1.面ファスナー楽々シューズ
甲をストラップで調整できるコンフォートシューズです。屈曲性の高いスニーカー底を使用しているため、革靴とは思えないほどの履き心地となっています。上質なカジュアルやナチュラルな服にぴったりのデザインは、年齢を問わず幅広い層におすすめです。
2.軽量底サイドゴムスリッポン
柔らかい本革とサイドゴムが特徴のスリッポンです。簡単に履けるものの、甲をしっかりと包み込むので脱げにくくなっています。撥水加工されているので、季節を問わずオールシーズン履けるのも魅力です。
3.幅広軽量メッシュスニーカー
紐で結ぶタイプのスニーカーなので、開張足や外反母趾の女性に向いています。片足約200g(23.0cm)と軽量のため、長時間の外出やウォーキングにもおすすめです。通気性抜群のメッシュ素材は、汗や蒸れが気になる季節も快適に過ごせます。
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開張足や外反母趾に悩む40〜60代の女性にとって、靴選びや運動は予防や対策の重要なポイントです。侘びくつやでは、幅広や甲高でお悩みの女性におすすめの革靴を取り揃えています。足に負担をかけない履き心地の良さが、健康なカラダづくりにもつながります。興味がある方は、オンラインショップをご覧ください。