外反母趾は矯正できる?足の痛みをサポートする靴を紹介
外反母趾は矯正できる?侘びくつやの靴で足の痛みを解消
「外反母趾にやさしい靴は、おしゃれなデザインが少ない」という声を耳にします。
足の健康を考えた靴なので、機能性が優先されてしまうのは仕方ありません。
でも、できればファッションに合わせた靴でお出かけを楽しみたいものですよね。
- 外反母趾が矯正できたら、おしゃれな靴で外出したい
- 洋服に似合うデザインのコンフォートシューズが見つからない
このようなお悩みはありませんか。
この記事では、大人のおしゃれを応援するコンフォートシューズ専門店「侘びくつや」のスタッフがお悩みを解消します。
- 外反母趾について
- 外反母趾は矯正できるのか
- 外反母趾を進行させない靴選びのポイント
上記を順番に、わかりやすく解説していきます。
外反母趾の矯正やおしゃれなコンフォートシューズに興味がある方は参考にしてみてください。
外反母趾とは?
外反母趾とは、足の親指が小指側に向かって「く」の字状に変形する病気です。
関節の変形度合いは、症状によって異なります。
素人では判断がむずかしく、心配な場合は整形外科の受診がオススメです。
病院で「外反母趾」と診断される基準は、親指の曲がっている角度によって定められています。
【外反母趾の診断基準】
- 15~30°までを軽度
- 30~40°までを中等度
- 40°以上を重度
(参考:福岡整形外科病院「外反母趾とは」)
医学的には、15°以下であれば異常とは認められません。
しかし、親指が人差し指の方向へ少しでも曲がっていたり、家族に外反母趾の人がいたりする場合は将来的に発症する可能性があります。
症状がなくても、矯正や予防に努めるのがオススメです。
症状が進んで重度になると、靴を履いて歩けなくなる可能性もあります。
悪化すると手術が必要となる場合もあるので、早めの予防や対処をしましょう。
よくある症状
外反母趾の人に多く見られる症状には次のものがあります。
- 足の親指が人差し指のほうに「く」の字状に曲がっている
- 親指のつけ根にある関節の突き出したところが赤く腫れている
- 親指のつけ根の突き出した部分が靴にあたって痛い
- 靴を履いていなくても痛みを感じる
症状が進むにつれて、痛みや変形が増す傾向もあります。
痛みや変形は外反母趾以外の疾患が原因の場合もあるので、少しでも心配がある人は早めに受診しましょう。
外反母趾の原因
外反母趾の原因は1つではありません。
さまざまな事情が重なって発症する人もいれば、特別な理由がない人もいます。
主な原因として次のようなものがあります。
- ハイヒールや先の細い靴による圧迫やつま先への負担
- 生まれつき親指が人差し指よりも極端に長い
- 足裏の筋力低下
- 扁平足、または扁平足気味
- 親指と小指をつなぐ横のアーチが崩れている開張足
- リウマチのような関節が変形する疾患
(参考:日本整形外科学会「症状・病気をしらべる」)
外反母趾は矯正できるの?
厳密にいうと、外反母趾の矯正は手術以外ではできません。
外反母趾の足は、親指と小指のつけ根をつなぐ靭帯組織が伸びてしまった状態です。
靭帯は筋肉とは異なり、一度伸びてしまうと元の状態には戻りません。
そのため、外反母趾の矯正は難しいといえます。
靭帯の強度は個人差があり、女性のほうが男性に比べて柔らかいのが特徴です。
遺伝や幼児期の運動量で決まるともいわれ、成人になって靭帯が伸びてしまった場合は手術以外に矯正する方法がありません。
外反母趾の矯正は、痛みを緩和させたり、進行を遅らせたりするのが一般的です。
市販されている矯正グッズは種類も豊富で人気もあります。
代表的な矯正グッズは次のようなものがあります。
- 矯正インソール
- 矯正スリッパ
- 矯正サポーター
- 矯正ソックス
- 矯正バンド
骨格的な矯正はできなくても、痛みや腫れの軽減は期待できるので上手に矯正グッズを取り入れましょう。
外反母趾が進行しない靴を選ぶポイント
骨の変形を矯正するのは難しいものの、足に負担がかからない靴を履くことで進行は防げます。
予防や悪化防止のためにできる靴選びのポイントを6つ紹介しましょう。
つま先の部分が広いデザインを選ぶ
外反母趾の人は、足幅が広がっている場合も多い傾向があります。
つま先部分が圧迫されないよう、「オブリークトゥ」のようにゆとりのある靴がオススメです。
履き口が深いデザインを選ぶ
パンプスのように履き口が浅いデザインだと、歩くたびに指に力を入れないと脱げてしまいます。
負担なく歩くためにも、履き口が深い靴を選びましょう。
ヒールは3cm以下で太目のヒールが理想
ハイヒールのようにかかとの高い靴は、常につま先立ちで歩いている状態になります。
足裏全体に体重がかかるよう、ヒールは3cm以下で太いタイプがオススメです。
衝撃吸収できるソールを選ぶ
歩行時に足裏にかかる衝撃を吸収できるクッション性のある靴は、痛みの軽減にも役立ちます。
スニーカーのように足の動きに合わせて靴底が曲がると負担がありません。
パンプスはストラップで甲の高さを調整する
甲が不安定になるパンプスは、できれば避けたいデザインです。
お仕事やフォーマルシーンでは、ストラップやゴムを調整できるものがオススメです。
足にあたっても痛くない本革素材がオススメ
本革素材の靴は、足になじんでくる特徴があります。
エナメルのように伸縮性があまりない皮素材もありますが、柔らかい皮を選びましょう。
シチュエーション別にオススメシューズを紹介
外反母趾の矯正はできなくとも、靴選びで予防や進行を防げるとお伝えしました。
コンフォートシューズ専門店「侘びくつや」で扱う革靴から、シチュエーション別にオススメの一足を紹介します。
普段使いにオススメ
軽量底サイドゴムスリッポン
柔らかい本革とサイドゴムで、脱ぎ履きが簡単。
スニーカーのように履けるのに、カジュアルになりすぎないデザインが大人の女性にピッタリです。
旅行やレジャーにオススメ
サイドジップ紐アンクルブーツ
スニーカー底を使用しているので屈曲性抜群!
革靴とは思えない履き心地で、長時間の移動も気になりません。
フォーマルな場面にオススメ
面ファスナー楽々シューズ
面ファスナーで甲の高さに合わせて調節できます。
上質な姫路レザーを使用した革靴なので、場面を問わず履けます。パンプスをあきらめている方にもオススメです。
外反母趾の矯正はあきらめずに、進行が防げる靴選びを
外反母趾は手術しないと、完全に矯正できません。
足にやさしい靴を履けば、痛みの緩和には役立ちます。
長時間のお出かけやオシャレをあきらめる前に、上質なコンフォートシューズを試してみませんか。
「侘びくつや」では、外反母趾のお悩みに寄り添った靴を手づくりで生産しています。
世界中のブランドで使用されている「姫路・龍野レザー」を使用した革靴は、スニーカーのような履き心地が特徴です。
40代からのおしゃれを応援する革靴を、ぜひ一度お試しください。
■侘びくつや
電話 0120-967-039(受付時間:10時~17時/土・日・祝休み)