外反母趾のトラブルを防ごう!ウォーキングシューズの選び方

外反母趾の人が知っておきたいウォーキングシューズ選びのポイント

 

  • 外反母趾の痛みを軽減しながら、長時間歩けるスニーカーを探している
  • 40代以降の女性にも似合うスタイリッシュでおしゃれなウォーキングシューズが欲しい

このようなお悩みをお持ちの女性におすすめの情報をお伝えします。

 

外反母趾は女性によく見られるトラブルで、40代以降に発症するケースも少なくありません。症状が進行すると、痛みや足の変形によって歩行が困難になる場合もあります。

 

日常生活に影響を与えないようにするためにも、早めに対処しましょう。おすすめは、足裏の筋力低下を防ぐために、積極的に歩くことです。

 

今回はコンフォートシューズ専門店のスタッフが、外反母趾の方に向けて快適なウォーキングシューズの選び方について詳しく解説します。おしゃれなスニーカーの紹介もありますので、参考にお読みください。

 

 

外反母趾とは?症状と原因について

両足を揃えた画像

外反母趾とは、足の親指(母趾)が「く」の字状に曲がった状態を指します。親指の付け根が外側に突き出し、靴擦れが生じやすくなります。放置すると、付け根が赤く腫れて滑液包炎(かつえきほうえん)を発症するかもしれません。滑液包炎は、皮膚が水ぶくれのように腫れ、炎症による痛みを伴います。

 

外反母趾の主な原因は、つま先の細い靴で指先が圧迫されることです。とくに開張足(かいちょうそく)の人は、足裏のアーチが落ちているため要注意です。ハイヒールなど踵が高い靴も、足先に負担がかかり、外反母趾を悪化させる可能性があります。

 

外反母趾の発症には遺伝的な要素も影響します。家族に外反母趾の方がいる場合、足の骨や関節が変形しやすい傾向があるため要注意です。また、親指が極端に長い人も外反母趾になりやすいとされています。気になる方は、ご自身の足をチェックしてみましょう。

 

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外反母趾の人がウォーキングシューズを選ぶ3つのポイント

症状が軽度の場合、靴の選び方によって痛みを軽減できます。ただし、継続的な痛みや関節の変形が激しい場合は、整形外科の受診が必要です。日常生活に支障がない方向けに、ウォーキングシューズの選び方に関する3つのポイントを紹介します。

 

ポイント1:つま先はゆったりとし、甲部分は調整可能

外反母趾の足には、指先を圧迫しないデザインの靴がおすすめです。甲の部分は、紐やベルトで調整可能なものを選ぶと、靴が足の中で滑りにくくなります。ウォーキングシューズの場合、履くたびに紐を結び直すのがポイントです。

 

ポイント2:アーチをサポートする機能がある

外反母趾の人は足裏のアーチが低下しているため、土踏まずの部分が下に落ちている傾向があります。ウォーキングシューズを選ぶ際は、アーチをサポートする靴底が理想です。土踏まずをしっかりと支えてくれる靴を選ぶと、足幅が狭まり、足指への負担が軽減されます。

 

ポイント3:靴下の厚みに注意

ウォーキングシューズを履く際、ほとんどの人は靴下を着用します。普段ストッキングを履く方の場合、靴のサイズが小さく感じるかもしれません。足元のスタイルに合わせて、スニーカーのサイズを調整する必要があります。

 

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ウォーキングシューズはサイズ選びが大切

足のサイズを計測するためのメジャー

外反母趾の方がウォーキングシューズを選ぶ際は、正確な足のサイズに合わせることが重要です。突然ですが、ご自身の足のサイズを正確に把握していますか?

 

正しいサイズは、足の長さ(サイズ)と幅と足囲(ワイズ)から算出する必要があります。

 

女性の靴のサイズ表

(出典:シューフィッター養成認定機関「女性用サイズ表」)

 

外反母趾の方は、通常の靴のサイズよりも足が小さい傾向があります。足が靴に当たらないようにするため、つい大きめのサイズを選んでしまいがちなためです。しかし、大きすぎる靴は歩行時に足が不安定になるため、おすすめできません。適切なサイズの靴を選ぶようにしましょう。

 

正確な足のサイズを知ることは、適切な靴選びにも役立ちます。店頭だけでなく、オンラインショップでもサイズとワイズの表示を確認しましょう。もし表記のないショップがあれば、購入前に問い合わせると安心です。

 

自宅でできる測定方法は、下記の動画を参考にしてみてください。

(引用:足裏マイスターch「誰でも簡単に自分の足のサイズを測る方法♪」)

 

 

外反母趾や足のトラブル予防には正しい履き方が重要

ウォーキングシューズを正しく履くことは、外反母趾や足のトラブル予防にとって重要です。以下の3つのポイントに注意して、靴の履き方を見直してみましょう。

 

・座って靴を履く

立ったまま履くと姿勢が不安定になります。お尻を床につけた状態で靴を履きましょう。

 

・踵を合わせる

足を入れたら、踵を床にトントンとつけます。安定した歩行のためには、踵の固定は欠かせません。

 

・紐をしっかり結ぶ

紐を結ぶ靴では、毎回しっかり結び直しましょう。甲をホールドし、足が滑らないようにするためです。

 

靴を履くたびに手間がかかるかもしれませんが、外反母趾の悪化を防ぐためには重要な手順です。お手持ちの靴も、履き方を見直すだけで歩きやすさが向上し、疲れにくくなることもあります。正しい履き方を身につけて、足のトラブル予防に役立てましょう。

 

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外反母趾の女性におすすめのメッシュスニーカー

外反母趾を抱える女性にとって、ウォーキングは悪化防止に最適です。歩行には、足裏の筋肉を鍛え、アーチの崩れを予防する役割があります。40代を過ぎると、本格的なウォーキングシューズを履いて歩くことに抵抗を感じるかもしれません。そのような方には、タウンユースのスニーカーがおすすめです。

 

コンフォートシューズ専門店「侘びくつや」では、外反母趾の悩みに対応したメッシュスニーカーを取り扱っています。

 

写真のスニーカーは4E設計で幅広く、甲高の足にもフィットします。片足約200g(23.0cm)と軽量なので、裸足のような軽やかな歩行が可能です。メッシュ素材により通気性も抜群で、汗ばむ季節でも快適にウォーキングが楽しめます。カジュアル過ぎず、大人の女性にぴったりのデザインです。

幅広軽量メッシュスニーカーの商品ページはこちら

 

 

ウォーキングシューズで外反母趾のトラブルを防ごう

足の指をつまむ女性の画像

外反母趾の方がウォーキングシューズを選ぶ際は、つま先がゆったりとしていて甲の調整が可能なタイプがおすすめです。ご自身の正確な足のサイズを知っておくと、負担のかからない靴を見つけやすくなります。記事で紹介した正しい履き方も参考にして、足のトラブルを防ぎましょう。

 

侘びくつやでは、外反母趾の女性に特化したスニーカーだけでなく、大人の女性にぴったりな革靴も豊富に取り揃えています。オンラインショップでは履き比べも可能ですので、ぜひご覧ください。

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