【足に優しい靴選び】ハイヒールは外反母趾になりやすい靴?
外反母趾でも痛くない靴選び~コンフォートシューズは侘びくつや
「おしゃれは足元から」
特に、スタイルアップして魅せてくれるハイヒールや先細りの靴は、とても素敵にキマって、女性のおしゃれに欠かせない存在ですよね。
少し無理をして、足に合わないハイヒールを履き続けたおしゃれさんもいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、それらの靴が、もしかしたら外反母趾の発症につながっているかもしれません。
今回は、外反母趾を発症しやすい靴とその理由について、解説します。
先の細いハイヒール靴が外反母趾の原因になりうる
外反母趾とは、足の親指が人差し指側へと「くの字」に屈曲してしまう症状です。
選ぶ靴の種類によって、その発症率が高まってしまうことがわかっています。
特に、かかとが高く、先の細いハイヒールは外反母趾を引き起こしやすいので、注意が必要です。
では、なぜハイヒールを履くと、外反母趾になりやすいのでしょうか?
それは、足に大きな負担がかかることにあります。
ハイヒールを履くと、ヒールが高ければ高いほど、前足部分へ足が滑ってしまいますよね。つま先立ちしているような状態です。
本来、足裏全体を使って踏ん張るところを、つま先周辺で一手に支えているわけですから、相当な負担がかかることがわかるでしょう。
それに加えて、つま先が細くなっている靴の場合、足指をぎゅっと押し込むことになり、変形を生じさせる可能性が高まります。
外反母趾診療ガイドライン 2014改訂第2版※ によると、
“外反母趾の自覚は、10歳代、20歳代、30歳代、40歳代と増加し、以後は横ばいであった。各年代でハイヒール使用歴のある人が外反母趾を自覚する率が高かった。ハイヒール歴が10年までは外反母趾は増加し、以後は横ばいであったと報告されている”
という結果がアンケートにより出ているのだとか。
ハイヒール歴が長いほど、外反母趾を自覚しやすいようです。
選ぶ靴によって外反母趾の発症率が高まってしまうなら、「ぜひ足に優しくておしゃれも叶える靴」を取り入れてください。
※日本整形外科学会・日本足の外科学会監修
外反母趾は足に優しい靴選びが重要!~侘びくつやのコンフォートシューズ
ハイヒールのおしゃれさに負けない、「侘びくつや」のコンフォートシューズ。
外反母趾の足にも優しい機能性と、モダンで洗練されたおしゃれを両立する、極上の本革靴です。
通販での靴のご購入は心配という方も、ぜひ一度ご相談ください。
《参考》