外反母趾の女性はタコや魚の目ができやすい!痛みの改善と解消方法
外反母趾の女性はタコや魚の目ができやすい!痛みの改善と解消方法
外反母趾にお悩みの女性は、タコや魚の目のができやすくなっています。
「いつも同じ場所にタコができる」「足の痛みを何とかしたい!」というお悩みはありませんか。
外反母趾が原因のタコや魚の目について、コンフォートシューズ専門店のスタッフがわかりやすく解説します。
記事の内容は以下の通りです。
- タコと魚の目の違い
- 外反母趾との関係
- 痛みの改善方法と靴の選び方の注意点
- 予防と症状の悪化を防ぐための運動とケア
タコや魚の目ができやすい理由もわかるので、すぐに対策ができます。
外反母趾やタコに悩まされている方は参考にお読みください。
外反母趾の女性はタコや魚の目ができやすい
外反母趾は、親指が曲がって「く」の字状に変形する足のトラブルです。症状が悪化すると、親指が人差し指の下にもぐりこんでしまうケースもあります。主な原因は、足裏の筋力低下や合わない靴です。
外反母趾の人は、親指の付け根や足の裏にタコができやすくなります。足が靴や地面に長い時間触れて刺激を受けるためです。侘びくつやのお客様には、外反母趾の女性が多く、タコや魚の目にお悩みの方も少なくありません。とくに、タコは魚の目になってしまう可能性もあるので注意が必要です。
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タコと魚の目の違いと外反母趾との関係
タコと魚の目は、足裏や指の付け根などにできます。どちらも皮膚が硬くなってしまうのが原因なものの、痛みや形状は異なります。外反母趾の女性は両方できやすいので注意しましょう。
タコとは?
タコとは、皮膚の表面が硬くなって黄ばみ、盛り上がった状態です。医学用語では「胼胝(べんち)」と称されます。長い時間、圧迫されたり、擦れたりするのが原因です。合わないサイズの靴や歩き方が大きく影響します。痛みは強くなく、感覚が鈍るという特徴があります。
魚の目とは?
魚の目は、タコができている部分に刺激が続くとできます。皮膚の中に角質が集まって円錐形になるのが特徴です。真ん中の芯の部分が魚の目玉に似ているため、「魚の目」という名前になりました。
医学用語では「鶏眼(けいがん)」と称します。魚の目の種類は、「硬性鶏目」「軟性鶏目」「粒状鶏目」の3つです。症状やできる場所によって名前が異なるものの、芯が神経に近づくと痛みを感じる点は共通しています。
外反母趾の人はタコができやすい
タコと魚の目は、足のトラブルと密接に関係しています。足指が変形したり、うまく動かせなかったりすると、魚の目やタコができやすくなるためです。外反母趾の場合、親指付け根の突き出た部分にタコができやすくなります。
外反母趾の手前の「開張足」の人も、体重が足裏に集中しやすい状態です。指先や付け根、踵の角質が硬くなっている場合はタコになる可能性があります。
開張足について詳しく知りたい方は、「健康な足になろう!外反母趾と開張足に最適な靴と対策方法を紹介」をお読みください。
外反母趾によるタコや魚の目の痛みの改善方法
絆創膏や市販のパッド、テーピングなどでタコの痛みに対処しても一時的な処置に過ぎません。外反母趾が原因の場合、タコが消えても同じ場所に何度も繰り返しできてしまいます。根本的に解決するためには、足に負担がかからない靴を履くのがポイントです。
「足に負担がかからない靴」と聞くと、スニーカーをイメージされる方が多くいます。しかし、パンプスやサンダルでも足にフィットしていれば問題ありません。靴の種類よりも、足に合ったサイズ選びが重要です。
外反母趾で足が変形してしまうと、靴に当たらないように幅広の靴を履く人が多くいます。サイズが大きすぎると靴の中で足が滑ってしまうのでおすすめしません。足にぴったりフィットするサイズの靴を選びましょう。
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外反母趾に適した靴の選び方と注意点
外反母趾が原因でタコや魚の目ができてしまったら、以下のポイントを実践するのがおすすめです。
- スニーカーやウォーキングシューズを履くときは、紐をしっかり結ぶ
- サンダルは、調節できるベルトやテープでしっかりと固定する
- ブーツは、0.5cm大きいサイズを選んで足の甲のラインに合わせる
- パンプスは、3cm以下の太目のヒールを選ぶ
あまり知られていませんが、紐靴の紐は毎回結び直します。結んだまま脱ぎ履きしていると、甲をしっかりと固定できません。外反母趾の方にとって、靴の中で足が滑ってしまうのは避けたい状態です。
足にタコができて痛いからといって新しい靴を選ぶ前に、足のサイズを測定したり、正しい履き方を見直したりしましょう。
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外反母趾の予防と症状の悪化を防ぐための運動とケア
靴選びでタコの痛みを緩和するのと同様に、足の変形にはケアが必要です。外反母趾のサポートグッズは、足の形を元に戻すことはできません。外反母趾の症状が悪化しないようにするためには、足裏の筋肉を鍛えるのが役に立ちます。
厚生労働省では成人に対して以下のように歩くことを推奨しています。
○日頃から「散歩」、「早く歩く」、「乗り物やエレベータを使わずに歩くようにする」など意識的に身体を動かしましょう
○1日平均1万歩以上歩くことを目標に
○週2回以上、1回30分以上の息が少しはずむ程度の運動を習慣に
○最初の運動としてはまずウォーキングから
(引用:厚生労働省「身体活動・運動」)
上記は健康な人を対象にしたものなので、外反母趾の症状に合わせて無理のない範囲で実践しましょう。
散歩やウォーキングの際の正しい姿勢に関しては、「【今すぐできる!】外反母趾が改善できる歩き方5つのポイントとコツ」をご覧ください。
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外反母趾とタコや魚の目は予防できる
外反母趾の女性は、タコや魚の目のできやすい傾向があります。タコと魚の目には違いがあり、どちらも外反母趾の症状と密接に関係しています。正しい靴選びや適度な運動で予防や症状の悪化を防ぎましょう。
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