【内側?外側?】靴底の減り方でチェック!歩き方の癖や足のトラブル
正しい歩き方を叶える靴~コンフォートシューズは「侘びくつや」
靴底をチェックしたことはありますか?
「いつも同じところがすり減っている」なんてお気づきの方もいるかもしれませんね。
実は靴底の減り方で、歩き方の癖や足のトラブルがわかります。
歩き方が悪いと、外反母趾や開帳足、偏平足など足のトラブルを引き起こすほか、ひざ痛や腰痛など多くの悪影響を及ぼす可能性があります。
しかし、普段どんな風に歩いているのかなんて、自分では案外わからないものですよね。
そこで今回は、靴底の減り方でわかる歩き方の癖や足のトラブルについて解説します。
靴底をチェックして、自身の歩き方の癖やトラブルを把握し、ケアしましょう!
理想的な靴底の減り方
たくさん歩けば靴底が減るのは自然なことです。大切なのは、どのように減っているか。
理想的な靴底の減り方は、かかとの外側とつま先の内側が同時に減っている状態です。
さらに左右で差がない減り方をしているのであれば、特に問題はないでしょう。
そうでない減り方なら、問題が隠れている可能性が高いですよ。
早速チェックしていきましょう
【すぐできる】靴底の減り方チェック&ケア
あなたの靴底はどの部分が減っているか、ぜひチェックしてみてくださいね。歩き方の癖を見極めることで、体の不調まで予測できます。靴底の減り方ごとのケアや対策もご紹介します。
■かかとの外側だけ減っている
靴底のかかとの外側が極端に減っている場合、足を外側に向けて歩いている傾向にあります。
O脚やがに股、猫背の人に多く、足の外側に体重がかかってしまう状態です。
靴底の外側が減った状態のまま履き続けると、ひざ痛や腰痛、足首への負担などが出てきます。
足の外側の筋肉だけが発達してしまうので、足のシルエットにも影響を及ぼします。
また、骨盤や股関節のゆがみが出るため、腰痛や肩こりなど多くの体の不調に悩まされます。
おすすめケア・対策
・固くなった脚の外側の筋肉をほぐす
・内ももを鍛える
・膝とつま先を正面に向け、親指で地面をけり出すような歩き方を意識する
■かかとの内側だけ減っている
靴底のかかとの内側だけが減っている場合は、土踏まずが崩れた「偏平足」、足の親指がくの字に曲がる「外反母趾」を引き起こす可能性が高まります。
X脚や内股で歩いていることで、足首が内側へ向かって崩れます。すると重心が内側へ集中し、土踏まず(足裏縦アーチ)が崩れてしまうのです。アーチの崩れから、偏平足や外反母趾に進行します。
膝などの関節への負担も大きく、痛みが出てしまうことも。
また、脚が内側へ倒れ込むのを阻止すべく、体は重心を元に戻そうとします。その結果、骨盤が開きやすくなり、下半身太りの原因になります。
おすすめケア・対策
・インソールで土踏まずのアーチを回復させる
・骨盤矯正エクササイズをする
・内ももの筋肉(内転筋)を鍛える
■片足だけ減っている・左右非対称に減っている
靴底が片足だけ極端に減っていたり、左右で違う場所が減っていたりする場合です。
これらの原因は、左右の脚の長さが違うというケースにあります。
先天的に左右の脚の長さが非対称であったり、けがによって脚の成長差が出たり、または生活習慣や間違った歩き方によって引き起こされていたりします。
片方の足に荷重が集中するため、膝や股関節に痛みが出ることも。痛みがある場合は専門医に相談することも検討しましょう。
おすすめケア・対策
・左右均等に使用するよう心がける(足を組まない、肩掛けカバンは左右交互に持つなど)
■つま先だけ減っている
靴底のつま先部分だけが極端に減っている場合は、重心が前側に集中してしまっている可能性があります。
歩行時にしっかりと足を上げられず、すり足のような状態になっているため、靴底のつま先がすり減ってしまうのです。脚の筋肉が落ちている高齢者の方はこれにあたります。つまづいたり転びやすくなったりするので注意が必要です。
また、ハイヒールをよく履く人にも多い靴底の減り方です。膝がまがった状態のまま前傾姿勢で歩くことが多く、足先に過度な荷重をかけてしまうからです。
重心をつま先ではなく後ろ側へと戻せるよう意識しましょう。
おすすめケア・対策
・猫背や反り腰を治すエクササイズ
・膝を高く上げて歩くよう意識する
靴底チェックで歩き方を見直しましょう!
靴底の減り方をチェックすれば、歩き方の癖や足や体のトラブルを知ることができます。
できるだけ長く、自分の足でいきいきと歩けるように、歩き方を見直し、ケアを続けていきましょう!
正しい歩き方が叶う靴~「侘びくつや」のコンフォートシューズ
コンフォートシューズ専門店「侘びくつや」は、正しい姿勢で快適に歩けるコンフォートシューズを展開しています。
極上の柔らかさを誇る姫路・龍野レザーを使用し、靴職人が一足ずつこだわり抜いて仕上げた逸品。
アウトソールには屈曲性の高いスニーカー底を採用し、本革靴でありながらスニーカー以上の履き心地を叶えます。
偏平足や開帳足、外反母趾の対策として、ぜひ取り入れてみてください。
■侘びくつや 0120-967-039
お電話でのご相談、ご注文も受け付けております。
※参考文献
「外反母趾診療ガイドライン2014改訂第2版」 日本整形外科学会/日本足の外科学会
「整形外科シリーズ 13 外反母趾」 日本整形外科学会
開張足(かいちょうそく) 社会福祉法人恩賜財団済生会HP
「図解 靴底の減り方でわかるカラダ診断」 著者・新保泰秀